新年一般参賀

2020/01/3

令和になって初めてのお正月。
代替わり後、天皇皇后両陛下と上皇ご夫妻が公の場で同時にお姿を見せるのは初めてとの事。
お天気も良さそうなので、思い切って新年一般参賀に行って参りました。

皇居は外側からはよく見るものの、皇居内に入るのは初めてです。
ネット情報で下調べをして、持ち物検査があること、２時間は待つこと、トイレが少ないこと等を頭に入れ、暖かい服装で、朝から水を飲まず、８時に出発。

５回のお出ましのうち、午前中の３回は上皇ご夫妻もお目見えになるので、狙いは２回目か３回目です。
東京駅から皇居までは、大勢の方々が向かっているので列について行きました。
持ち物検査と身体チェックは意外とすんなりで拍子抜け、これじゃ爆弾が入っていても気づかれないんじゃないかと心配になりました。

番号がふってあるレーンに並び、一時間程本を読みながら待っていると列が動き出し、いよいよ中へ。
雅楽が流れる中、立派な石垣の前を通り、門をくぐり抜けて坂を上っていくと、テレビでよく見る長和殿がありました。お出ましになるベランダは遥か向こうです。

幸運にも11時開始の２回目の一般参賀が始めるところで、皇族達がベランダにお出ましになりました。
眼鏡を持って行ったので豆粒で見えましたが、みんなが日本国旗を振ると途端に見えなくなります。

近くに大型モニターがあったので、表情はモニターで確認しました。
天皇陛下のお言葉は、昨年の台風や大雨による被災者を思いやり、今年は災害のない良い年となるよう願いが込められていました。

帰り道は遠くに見ていたベランダの前を通るのですが、どうもここで流れが止まり、完全退出ではなく３回目も拝見できそうなので、50分後の３回目まで待ちました。
すごい人混みでバッグが宙に浮きましたが、何とか耐えました。
途中、周囲で待てなくなり退出、気分が悪くなり退出があり、その度に押しくらまんじゅうとなります。

そして11時50分、いよいよお目見えです。
今度はよく見えました！
皇族方は笑顔でいつまでもお手振りしていらっしゃいましたよ。
幸せ気分で帰って来ました。

令和初、新年一般参賀は６万８千人がいらしたそうです。
外国人も多くお見かけしました。
毎年数々の参賀やパレードがある中で、沢山の人が集まり、よく安全に終えられるものだと感心してしまいます。
神事を大切にし、常に国民に寄り添う皇室は、何かによって守られ、神がかっている気がします。

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